- ダウンジャケットを自宅で洗濯したい!でも、どうやって洗うのかな?
- ダウンジャケットを洗うときって、どんな洗剤を使えばいいの?何を用意すればいいのか教えて!
- 洗濯機でやるのは心配だから、手洗いでのやり方も教えてほしい
- 洗濯した後はどうするの?干し方を教えてほしい
ダウンジャケットって普段なかなか洗う機会がないので、いざ洗濯しようとなると色々疑問点が出てきますよね。
そこで今回は、ダウンジャケットを自宅で洗濯する方法を徹底攻略していきます。
- ダウンジャケットを自宅で洗濯するときの注意点
- ダウンジャケットを自宅で洗濯するときに用意するもの
- いざ実践!ダウンを自宅で洗濯する方法(洗濯機編)
- ①汚れが酷いところは部分洗いする
- ②ダウンジャケットのチャックやボタンを全て閉めて折りたたむ
- ③規定量の洗剤を入れてダウンジャケットを入れる
- ④手洗いコースやドライコースなど弱水流コースで洗う
- ⑤脱水を行う
- ⑥風通しのよい場所で2~3日陰干しする
- ⑦乾燥機をかける
- いざ実践!ダウンジャケットを自宅で洗濯する方法(手洗い編)
- ①汚れが酷いところは部分洗いする
- ②ダウンのチャックやボタンを全て閉めて折りたたむ
- ③容器(ぬるま湯)に洗剤を入れる
- ④押し洗いで洗濯する
- ⑤すすぐ
- ⑥バスタオルで水分を吸い取ってあげる
- ⑦2~3日陰干しする
- ⑧乾燥機にかける
- ダウンジャケットの洗濯頻度は?
- 自宅でダウンジャケットを洗濯できない場合はクリーニング店に依頼しよう
- まとめ
ダウンジャケットを自宅で洗濯するときの注意点
ダウンジャケットは一般衣類と同様に、自宅で洗濯することができます。
ただ、洗う際に1点だけ確認してほしいことがあります。
それは洗濯表示タグを確認することです。
洗濯表示タグには、洗濯を行う際の指定が記号で書かれています。
例えば、「水温40℃が限度」、「乾燥機禁止」などといった感じです。
そして、ダウンジャケットを洗濯する際に気を付けてほしいのは、「洗濯不可」、「水洗い禁止」などの記号です。
これらは言葉の通り、洗濯できないことを意味します。
指定があるにも関わらず洗濯した場合、ダウンの生地が傷んで使い物にならなくなる恐れがあります。
ですから、洗濯不可や水洗い禁止のマークがある場合は、自宅では洗わずクリーニング店に出しましょう。
ダウンジャケットを自宅で洗濯するときに用意するもの
ダウンジャケットを自宅で洗濯する場合、いくつか用意してもらいたいものがあります。
1つずつまとめましたので見てまいりましょう。
中性洗剤、おしゃれ用洗剤
ダウンジャケットを洗濯するときは、中性洗剤かおしゃれ用洗剤を使用します。
アルカリ性や酸性の洗剤は、洗浄力が強く、色落ちや生地へのダメージリスクが上がります。
ダウンジャケットの素材はデリケートなものが多いため、洗浄力の弱い中性洗剤やおしゃれ用洗剤がおすすめです。
ぬるま湯
ダウンジャケットを洗うときは、30℃~40℃のぬるま湯を用意しましょう。
温度が高すぎると衣類が傷付きやすくなり、逆に温度が低すぎても汚れが落ちません。
そのため、汚れを落とすには、ぬるま湯がちょうどいいのです。
洗面器
手洗いで洗うときに使用します。
ダウンジャケットが入る大きさのものがベストです。
はたまた洗面器がない場合は、浴槽でやるのも構いません。
スポンジ、歯ブラシ
洗濯前の部分汚れ落としをするときに使います。
スポンジと歯ブラシどちらを使用するかは、ご自身の好みにお任せします。
洗濯ネット
洗濯機で洗うときに使用します。
洗濯ネットに入れずに洗濯すると、他の衣類に絡まったり水圧で生地にダメージを与えたりしてしまいます。
洗濯機で洗う場合は、必ず用意してくださいね。
バスタオル
バスタオルは、手洗いで脱水を行うときに使用します。
バスタオルでダウンジャケットを包み込み、水分を吸い取ってあげましょう。
厚みのあるハンガー
ダウンジャケットは通常の衣類に比べて重いので、干すときは厚みのあるハンガーがおすすめです。
いざ実践!ダウンを自宅で洗濯する方法(洗濯機編)
用意するアイテムを抑えたところで、次に洗濯の方法を見てまいりましょう。
本段落では、まず洗濯機を使った方法を解説いたします。
①汚れが酷いところは部分洗いする
シミや黄ばみなどの目立つ汚れが見られる場合は、先に部分洗いしておきましょう。
今回使う洗剤は洗浄力が弱いので、汚れが目立つところは部分洗いでもしないと落とせません。
- 汚れが気になる部分に洗剤の原液を付ける。
- 原液を付けたら、スポンジor歯ブラシで軽くこする
②ダウンジャケットのチャックやボタンを全て閉めて折りたたむ
型崩れを防止するために、チャックやボタンは全て閉めておきましょう。
その後、2~3回ほど折りたたんだら、洗濯ネットに入れます。
③規定量の洗剤を入れてダウンジャケットを入れる
次に規定の量の洗剤を入れます。
洗剤を入れたら、ダウンジャケットを洗濯機の中に入れます。
④手洗いコースやドライコースなど弱水流コースで洗う
ダウンジャケットを洗うときは、手洗いコースやドライコースなどの弱水流コースを選びましょう。
すすぎまでしっかり行ってくださいね。
⑤脱水を行う
すすぎが終わったら、次は脱水です。
ただ、脱水を行う際は、以下の手順で行ってください。
- 30秒~1分と短時間の脱水を行う
- 脱水後、手で簡単にほぐす
- 手でほぐしたら、もう1度短時間の脱水を行う。上記の手順を3~4回繰り返す。
このように、「脱水→手でほぐす」を繰り返す理由は、ダウン(羽毛)の偏りによる型崩れを防止するためです。
⑥風通しのよい場所で2~3日陰干しする
脱水完了後は、風通しのよい場所で2~3日陰干しします。
ダウンジャケットは、表面はすぐに乾いても、内部を乾かすのには時間が掛かります。
また、乾かすと聞いたら「日光が当たる場所のほうがいいのでは?」と思う人もいるでしょう。
しかし、日光の当たる場所だと、紫外線によって生地の劣化や色落ちの原因になりかねません。
一見効果的に思えて実は逆効果なので、乾かす際は日陰で干しましょう。
⑦乾燥機をかける
最後に乾燥機をかけましょう。
乾燥機をかけることで、ダウンに空気が入り、ジャケットをふんわりとさせることができます。
40℃で30分程度行いましょう。
自宅に乾燥機がない場合は、近くにあるコインランドリーでかけられるとよいでしょう。
いざ実践!ダウンジャケットを自宅で洗濯する方法(手洗い編)
洗濯表示タグで洗濯機の使用が禁止されている場合や、洗濯機でやるのが心配な方は、手洗いで洗濯してみましょう。
本段落では、手洗いでの洗濯方法を解説します。
①汚れが酷いところは部分洗いする
洗濯機で洗うときと同様に、目立つ汚れがある場合は先に部分洗いしておきましょう。
②ダウンのチャックやボタンを全て閉めて折りたたむ
こちらも洗濯機で洗うときと同様です。
ただ、手洗いでやるときは、汚れが目立つ部分を外側にして折りたたみましょう。
汚れが目立つ部分を外側にすることで、手洗い時に触れやすくなるためです。
③容器(ぬるま湯)に洗剤を入れる
次に30℃~40℃のぬるま湯を用意します。
そして、ぬるま湯の中に規定量の洗剤を入れましょう。
④押し洗いで洗濯する
ダウンジャケットを手洗いで洗濯する場合は、押し洗いで行いましょう。
2~3回ほど押し洗いしたらぬるま湯を交換し、汚れや泡が出なくなるまで繰り返します。
⑤すすぐ
押し洗いが完了したら、すすぎます。
すすぎ時にも、汚れや泡が出ないことを確認したら脱水に進みましょう。
⑥バスタオルで水分を吸い取ってあげる
手洗いでの脱水は、バスタオルを使って行います。
バスタオルにダウンジャケットを包んだら、優しく押さえつけましょう。
イメージとしては、タオルで水分を吸収するような感じですね。
30秒ほど水分を吸収したら、1回タオルを取って手で軽くほぐします。
そして、またタオルで包んで・・と、洗濯機で洗うときのように、この流れを2~3回繰り返します。
⑦2~3日陰干しする
洗濯機のやり方で解説したときと同様に、2~3日ほど陰干ししましょう。
⑧乾燥機にかける
最後は乾燥機をかけてあげましょう。
手洗いでの洗濯も、乾燥機をかけて完了です。
ダウンジャケットの洗濯頻度は?
ダウンジャケットは、1年に1回の頻度で洗えば問題ありません。
寒い時期が終わり、着なくなったタイミングを見計らって洗濯するとよいでしょう。
ただし、あまりにも目立つ汚れがある場合は、その都度洗濯するか部分洗いだけでも行っておきましょう。
自宅でダウンジャケットを洗濯できない場合はクリーニング店に依頼しよう
洗濯機や水洗いでの洗濯が不可能などの理由から、自宅で洗濯できないこともあるでしょう。
そうした場合は、素直にクリーニング店にお願いしましょう。
クリーニング店であれば、プロの技師が専用の機械を用いて作業を行います。
洗濯不可のダウンジャケットでも、新品同様に仕上げてくれます。
クリーニング代は掛かりますが、確実に綺麗に仕上げてくれると考えれば、頼んで損はないでしょう。
まとめ
ダウンジャケットは、他の一般衣類と同様に自宅で洗濯できます。
洗濯方法は少し手間ではありますが、洗濯頻度は年に一度と少なめなので、ぜひ実践してみてください。
乾燥まで行ってあげれば、ふんわりと仕上がって次の年も気持ちよく着られますよ。
寒い時期お世話になったという気持ちも込めて、自宅で洗濯してみてはいかがでしょうか?